いつも建築工事で㈱山本組共々お世話になっている K工務店さんの社長宅の造園工事をさせていただきました。元々あった庭を今回、改修して広くしました。
向かって左側を川岸のイメージ、右側を山のイメージ、真ん中の白い砂利が川とみなして配置してあります。
石職人のプラスロックさんと一緒に作りました。
私は主に川岸あたりを担当しましてあと、モミジと北山杉、ツツジを各1本づつ植えました。
景石や飛石に使ってある生駒石(黒っぽい石です。)と左側の灯籠も今回新たに使っていただきまして、他の樹木や石類は元々あったものを配置換えしてあります。
川岸あたりです。灯籠は蘭渓という種類で土台から弓状に突き出た竿先に灯籠が乗っていて水辺を照らす形状のものです。水鉢は元々あったもので結構おおきいものです。
水鉢から飛石までの間を ”あられこぼし”という作り方で生駒石を埋めて作りましたが、あられこぼしは難しいもので本来は様々な大きさの石を使って無作為に作って自然な感じに仕上げるのです。でかつ、歩きにくいのも特徴らしく作為的に無作為をつくるというかなり奥が深いものです。
まだまだ作為的ですが ”あられこぼし風”にはなったかと思ってます。
こちらは山側。築山を玉竜で化粧し、景石を配してます。
丸い飛石の周りはマサ土にセメントを混ぜて固めたマサ土舗装仕上げで見栄えは普通の土です。雑草対策としても良いですよ。
築山へは階段石を通って登るようになってます。灯籠は元からあったものでこちらは雪見型というものです。
奥に北山杉とモミジが植えてあります。