先月は何かとバタバタしてましてブログUPが
疎かになってまして、3月末からの完成工事を
数回にてご紹介して行きます。
今回はいつもお世話になっているH石油店さんの
お兄さん宅の造園工事です。
玄関前のスペースに大きな景石と水鉢、
玉竜植えの坪庭にしました。
この石は1300kg位あるんですが、入口に門構え
があるので重機で吊って入れることが出来ず、
パレットに載せて鉄パイプのコロを使って人力で
押して運び込みました。
わずか数メートルなんですがH石油の従業員さん達に
手伝ってもらい4人がかりでやっとのことでした。
昔の人々はこんな苦労をしてたんやなぁ~。
運び入れたら今度は目指す位置へ据付るんですが、
今度は丸太3本で組んだ ”3又 ”と言われる物に手動の巻上げ機械を
附けて、石を吊り上げては少しずらし、吊り上げては少しずらしを
数回繰り返し、やっとこさで思いの位置に。
ここまでやってみて、改めて現代の技術の進歩に感謝しました。
京都や奈良にある古いお寺の庭園は、はるか昔にこんな方法と
知恵を使って、あんなに立派な仕事をしてあります。
先人の偉大さを感じました。
最後にもうひとつ。
坪庭の向かい側に
灯篭も建てました。
こちらも景石同様、
人力作業で。